不動産向け貸し出し、90年末以来初の過熱に 日銀金融システムリポート

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日銀は17日、金融システムの現状などをまとめた4月の
「金融システムリポート(FSR)」を公表した。

リポートのなかで、不動産業向け貸し出しの対国内総生産(GDP)
比率が「1990年末以来初めて過熱」に転じたと分析した。

また地域金融機関で不動産向けの貸し出し比率が高い傾向が見られ、
そうした金融機関ほど自己資本比率が低いと指摘した。

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