元西陣小のレトロ校舎で交流を　きょう住民サロンオープン

2012年9月18日 2012年9月18日

morita

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京都市上京区の西陣学区の住民が１８日、元西陣小に交流サロンを開設する。

お年寄りの孤立を防ごうと月３回開き、会話や趣味を通じて地域の触れ合いを深めてもらう。

サロンは、区役所新庁舎の建設に伴い、仮庁舎を元西陣小に置くのに合わせて設ける。

約７０平方メートルで、テーブルやソファを置き、５０人がくつろげる。

地場産業である西陣織の織機の模型も展示する。

買い物難民を支援するＮＰＯ法人「おたすけ・西陣」が運営する。

利用料は１人２００円。

コーヒーを味わいながら読書や囲碁、将棋を楽しめる。パソコンの設置も計画している。

伝統産業の織物のネクタイや名刺入れ、財布なども販売する。

近くの大学生によるクラシックの音楽会や落語会など幅広い世代が楽しめる催しも検討している。

このほど地域住民や各種団体関係者にお披露目された。

同法人の理事藤林宏さん（６０）は「レトロな雰囲気の中で、地域の固い絆を育み、
町を活性化させる拠点になれば」と話している。

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