東芝とローム、EV向けパワー半導体で協業・大いに期待!
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東芝とロームは、2023年12月7日、電気自動車(EV)向け
パワー半導体の共同生産を計画していることを発表しました。
両社は、それぞれが得意とする製品の生産を分担し、宮崎県国富町に
あるロームの新工場を拠点に、2025年度から量産を開始する予定です。
東芝は、高電圧・高耐圧のパワー半導体を得意としており、ロームは、
低電圧・高周波のパワー半導体を得意としています。
両社の強みを組み合わせることで、EV向けパワー半導体のラインナップを
拡充し、競争力を強化することを目指しています。
今回の協業には、経済産業省も最大1294億円の補助を行う予定です。
EV向けパワー半導体は、EVの心臓部ともいえる重要部品であり、
EVの性能や航続距離に大きく影響します。
近年、EVの普及が進む中、パワー半導体の需要は急増しており、
供給不足が懸念されています。
東芝とロームの協業は、国内のパワー半導体の供給拡大に
貢献するものと期待されています。
具体的な協業内容は、以下のとおりです。
生産:東芝とロームは、それぞれが得意とする製品の生産を分担する。
東芝は、高電圧・高耐圧のパワー半導体、
ロームは、低電圧・高周波のパワー半導体を担当する。
拠点:宮崎県国富町にあるロームの新工場を拠点とする。
量産開始:2025年度
両社は、今回の協業により、以下のメリットを期待しています。
国内のパワー半導体の供給拡大
競争力の強化
研究開発の効率化
今後、両社は、協業の具体化に向けた検討を進めていく予定です。