スマホの活用 文字入力
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スマートフォンは従来の携帯電話と異なり、パソコンサイトを
そのまま表示することができます。
スマホからのアクセス者が増えている大きな理由はそこにあるわけです
が、この「そのまま」表示できるというのは少し問題があります。
パソコンサイトは、そもそもパソコンで見ることを前提として作られて
いますから、スマホで見ようとするといろいろなデメリットがあるのです。
そこで、おもな問題点について考えてみました。
◆スマホは画面サイズが小さい
パソコンサイトをそのまま表示できるとはいえ、スマホの画面サイズは
パソコンに比べるとかなり小さいものです。
そのため、スマホでパソコンサイトにアクセスすると、自動的にパソコンサイトを
スマホのブラウザサイズに合わせて(縮小して)表示する仕組みになっています。
パソコンサイト全体が縮小されますから、当然、文字も写真もすべて小さくなるわけです。
スマホの画面が高解像度とはいえ、米粒より小さな文字ですから、
そのままではとても読み続けられません。
そこで、表示を拡大する機能「ピンチアウト」を使うわけですが、拡大すると全体が
見えなくなるため、その都度拡大と縮小を繰り返しながら見なければならず、不便です。
◆リンクを押しにくい
スマホにはマウスがありませんので、画面の操作はおもに手の指で行い、
パソコンのマウスクリックにあたる操作を「タップ」といいます。
他のページへ移動するときは、リンクの文字を指で「タップ」するわけですが、
人間の指先はマウスのポインタ(画面上の矢印)に比べるとかなり太く、
小さい文字のリンクをタップするのは困難です。
間違って隣のリンクをクリックしてしまったりする事も多くあります。
◆文字入力方法の習得が必要
スマートフォン特有の文字入力方法に、「フリック入力」があります。
たとえば「お」という文字を入力するには、画面に表示された「あ」の
ボタンを1回タップし、そのまま指を下へスライドさせます。
「あ」のキーを5回押す必要がある従来の携帯電話に比べると、
慣れればかなり速く入力できます。
ただ、慣れるまではメールの文章を入力するのも一苦労。
そのうえキー操作を誤り、苦労して書いた文章が消えてしまったという事もよくあります。
文字入力している間は、スマホ画面の約半分がキーボードで占められて
しまうので、ページの内容が見えにくくなる、という点も不便です。
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