風水環境で良く聞く四神とは?
東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武といい、
それぞれ川、海、道、山などに対応します。
この四匹が揃う土地は風水で理想的な地形配置とされ、四神相応といいます。
現実的にも、このような環境だと住みやすいですよね^^
あなたも学校で、平安京の場所は風水で決めたとか習いませんでしたか?
平安京は、東に川(賀茂川、高野川、鴨川)があり、南に開けた土地があり、
西に大きな道があって、北にたくさんの山(まとめて北山という)というように、
この四神相応にあたるのです。
四神相応の土地とは、東に青龍、南に朱雀、西に白虎、北に玄武と対応したものが揃う
土地のことで、風水で理想的とされます、たとえば、平安京(京都)が理想とされています。
東を守護する聖獣で、姿は通常の龍と変わらなく、青い色をしています。
しかし、古代の壺などに描かれている場合は、頭だけは白や黄色のものもあります。
平安後期の説話集「古今物語集」には、夢殿にこもって聖徳太子の魂だけが
青龍に乗って中国に渡り、仏教の経典を取って来たという話があります。
対応するのは、色では青、季節では春、青春、五行では木、方位では東、
臓器では肝臓、食べ物では酸っぱいもの、環境では川。
朱雀
南を守護する聖獣。
四霊獣の鳳凰と同一視されることも。
普通は5色の羽を持つ美しい鳥ですが、江戸時代中期の図鑑『和漢三才図会』では背丈が
1m以上で、コウノトリ、ツバメ、ニワトリ、蛇、魚、オシドリ、龍などが
混じり合った姿をしているとされています。
天下太平のときだけ出現し、鳥の王のような存在で、
飛べば多くの鳥がその後に従って飛ぶといいます。
対応するのは、色では赤、季節では夏、朱夏、五行では火、
方位では南、臓器では心臓、食べ物では苦いもの、環境では開けた土地。
西を守護する聖獣で、白い虎の姿をしています。
江戸時代中期の図鑑『和漢三才図会』では虎が500才になると白虎になるといいます。
白は五行思想で西の他、土も表すため土の精であるという説もあります。
対応するのは、色では白、季節では秋、白秋、五行では金、
方位では西、臓器では肺、食べ物では辛いもの、環境では大きな道。
玄武
北を守護する聖獣で、亀と蛇を合成したような姿をしていて、四霊獣の一つとされます。
五行思想で北は黒を表すため玄(黒)、
甲羅を背負い防御に長けていることから武と呼ばれます。
古代の壺などではしばしば蛇を体に巻き付けた亀の姿で描かれます。
のちに真武玄天上帝という神になります。
対応するのは、色では黒、季節では冬、玄冬、五行では水、
方位では北、臓器では腎臓、食べ物ではしょっぱいもの、環境では山や丘。
ご覧頂いたとおり、四神は方角や地形にだけ対応しているのではありません。
これを利用して、あなたも四神相応のお部屋に変えてみませんか?
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