〈猿之助の年越し〉「皆様の信頼を失ってしまった」“最後の砦”ファンクラブも解散

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両親の墓参りもまだできず、年の瀬も自宅で“籠城”の日々

“最後の砦”ファンクラブも解散した市川猿之助(47)

11月17日。歌舞伎俳優・市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦、47歳)が
両親に向精神薬を飲ませ、自殺を手助けしたとして自殺幇助の罪に
問われていた事件の判決公判が東京地裁で行われた。

地裁から言い渡された判決は「懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)」だった。

「まるで歌舞伎の見得をするようでした」社会部記者が振り返る。

「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、
短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、
一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。

量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、
お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで
歌舞伎の見得をするかのようでした」

有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、
本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、
現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。

「そろそろテレビで見たい不祥事タレント」2位は市川猿之助!

「立ち直ってほしい」という同情の声も

違法薬物の使用疑惑や当て逃げ、不倫にセクハラ、パワハラ……と、
今年も芸能人たちの不祥事が大きく報じられた。

【ランキングあり】タレントのなかで、「そろそろテレビで見たい」と思う人

2019年に麻薬取締役法違反で逮捕された沢尻エリカ(37)の舞台復帰や2020年に自身の
不倫がきっかけで杏(37)と離婚した東出昌大(35)のメディア出演など、YouTubeや
舞台などで復帰する芸能人も少なくないが、幅広い視聴者を持つテレビへの復帰は
ハードルが高いようだ。

そこで本誌は、「そろそろテレビで見たい不祥事タレント」について、
男女300人にアンケートを行った(~12月18日)。

第2位に選ばれたのは、両親に対する自殺ほう助の罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の
判決を言い渡された歌舞伎俳優の市川猿之助(48)。

2023年5月に父・市川段四郎さんと母・延子さんと一家心中を図るという
前代未聞の事件を起こし、世間を騒がせた。

裁判では、がんを患う父親の病状悪化も事件の要因だったと明かされたことから、
《両親が死亡したことは大変なことだが、話し合いの末のことと聞き及んでいる》

《立ち直ってほしい》(30代男性/会社勤務)と、同情の声が。長年、歌舞伎界を牽引してきた
功労者であった猿之助に、《家庭の事情と歌舞伎界のしがらみが引き起こした不幸な出来事だったと思う。

才能溢れる方なのでご本人の体調や精神面が安定されたら復帰して欲しい》(40代女性/専業主婦)など、
活動再開を望む人も少なくない。

同率2位だったのは、2016年に芸能界を電撃引退した成宮寛貴(41)。週刊誌で違法薬物使用疑惑が
報じられたが、「今後これ以上、自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、
自分にはもう耐えられそうにありません」と引退を表明した。

疑惑報道について本人と事務所が完全否定していたこともあり、《そもそも噂程度だったのではないかと思う。

週刊誌で取り上げられて真相は解らないまま》《不祥事についての詳細をあまり知らないので》と、擁護する声も。

ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)などに出演する人気俳優だった成宮は、
《本人は復帰する気はないと思うがもったいないと思う》《実力があると思うからぜひ活躍する姿を見てみたい》
(30代女性/パート・アルバイト)と、引退から7年が経った今も人気は根強い。

そして第1位は、銀座の高級クラブのホステスに対する暴行事件が発覚した香川照之(58)。

女性の胸を触りブラジャーを剥ぎ取るなどのセクハラに加え、ママの髪の毛を鷲掴みに
する写真が雑誌で公開され、世間を驚愕させた。キャスター就任から1年を迎えた
レギュラー番組を降板、出演するCMの放送停止や契約の打ち切りなどが相次ぎ、芸能活動を自粛した。

ただ、事件そのものが3年前の騒動で、すでに被害女性との示談も成立していたことから、

《理由が同情でき相応の罰を受けているから》(15歳以上男性/学生)《事件にはならず示談していて、
謹慎も長期に渡るから》(20代男性/会社勤務)と、同情の声が。人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)などで
印象的な演技を披露してきた香川に、《顔、演技、全てに他人が真似できない良さがあるから》

(15歳以上男性/学生)《香川さんの演技が好きなのでまたテレビで見たいです
(20代女性/パート・アルバイト)など、早期復活を願うファンも多いようだ。

猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、
長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。

事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。

芸能関係者が言う。

「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。

12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、すでに年会費の返還も始まっています」

会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。

「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けて
いたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。

これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失って
しまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に
基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。

市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の
活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」

“守る会”のようなものを私設しようという動きも

かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では戸惑いとともに論議も巻き起こったという。

「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。

『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では
『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。

傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”の
ようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者)

猿之助現在の様子【スクープ撮】市川猿之助が退院し、「事件現場」の自宅で生活

今年5月、歌舞伎役者だった父・市川段四郎さん(享年76)と母親(享年75)への
自殺幇助の罪で逮捕、起訴された市川猿之助被告(47才)が、入院していた都内の
大学病院を退院していることがわかった。

猿之助が外出する姿を8月31日発売の『女性セブン』がキャッチしている。

7月末、勾留先の警視庁原宿署から保釈され、東京都心にある有名大学病院に入院した猿之助。

「保釈時、報道陣に向けて5秒間深く頭を下げました。髪の毛は伸びており、ガラリと
変わった印象に驚かされた人も多くいました。

そのままワンボックスカーに乗り込み、病院に向かいました」(全国紙社会部記者)

その猿之助がお盆明けに退院していた。

そして戻ったのは「事件現場」となった自宅だった。

「リビングはまさに両親が最期を迎えた場所。いまも猿之助さんの
脳裏にそのときの様子が焼き付いているでしょう。

再び猿之助さんが過ちを犯さないかと、
“衆人環視のある施設やホテル暮らしをした方がいいのではないか”

と心配する人もいたんですが、結局、本人の希望もあり自宅に戻ることになりました」(澤瀉屋関係者)
保釈され、退院した現在でも「医療的ケア」は続いており、入院していた大学病院に通っている。

誰と会ってもいいし、仕事をするのも許される。ある夜には、猿之助は自転車で外出した。

「帽子をかぶり、サングラスとマスクで顔は隠していましたが、猿之助さんだと一目でわかりました。

自宅に戻ってきているとは知らなかったので驚きましたけど、短パンにサンダル履きというラフな
格好でしたし、自転車も軽快にこいでいて、“潜伏生活”を送っているわけではなさそうでした」(目撃した近隣住民)

『女性セブン』では、歌舞伎界で進められている猿之助の復帰計画、
現在、猿之助に寄り添う直系の弟子Aさんの存在、市川中車(香川照之、57才)の
復帰プロセスと猿之助復帰との関係などについて詳報している。

〈猿之助の年越し〉「皆様の信頼を失ってしまった」

“最後の砦”ファンクラブも解散した市川猿之助(47)、

両親の墓参りもまだできず、年の瀬も自宅で“籠城”の日々

11月17日。歌舞伎俳優・市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦、47歳)が
両親に向精神薬を飲ませ、自殺を手助けしたとして自殺幇助の罪に
問われていた事件の判決公判が東京地裁で行われた。

地裁から言い渡された判決は「懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)」だった。

「まるで歌舞伎の見得をするようでした」
社会部記者が振り返る。

「公判に現れた猿之助被告は細身の黒いスーツに紺のネクタイという姿で、
短く刈り込まれた髪の毛には白いものが混じり、体も一回り小さくなったように見え、
一瞬本人とはわからなかったくらいオーラが消え失せていた。

量刑が言い渡されると、被告席の弁護人たちに深く一礼した後、検察側を向き、
お辞儀をしたのですが、それまで伏し目がちだった目をかっと見開き、まるで
歌舞伎の見得をするかのようでした」

有罪判決が下された後、松竹は「市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、
本人を是非支えて参りたいと存じますが」と前置きをしながらも、「今後につきましては、
現時点ではまったく白紙の状態でございます」とコメント。

猿之助は所属していた芸能事務所(ケイファクトリー)との契約も解除し、
長年勤めていた京都芸術劇場・春秋座の芸術監督も退任した。

事実上の「孤立無援」となっていた猿之助だが、“最後の砦”も彼に三行半を突き付けていた。

芸能関係者が言う。

「猿之助のファンクラブ『Kame Pro Club』が『解散』を決定したのです。

12月初旬には会員たちに決定を知らせる手紙が配送され、
すでに年会費の返還も始まっています」

会員に配布されたファンクラブからの手紙はこうだ。

「今回の事件における市川猿之助の責任は、このような皆さまのご支援を受けて
いたにも関わらず、起こしたものであり、社会的責任にも重いのがあります。

これら社会に及ぼした影響、Kame Pro Clubの理念と規約、何より皆様の信頼を失って
しまったことを考え、本ファンクラブの運営は不可能と判断し、本ファンクラブ規定に
基づき11月17日付でKame Pro Clubの解散を決定いたしました。

市川猿之助については、今後の人生を全うして欲しいと考えておりますが、今後の猿之助の
活動については、本ファンクラブとして一切関与しないことをご了承ください」

“守る会”のようなものを私設しようという動きも

かなり辛辣にも思えるこの「通達」に、ファンの間では
戸惑いとともに論議も巻き起こったという。

「四代目猿之助のファンは、“歌舞伎好き”というよりも四代目本人に心酔する人が多い。

『ファンクラブの判断は当然だ』という人が大半の中で、一部では『ファンクラブまでもが彼を見放すのか。

傷ついた彼を守るべくいまこそファンが一致団結すべきでは?』と“守る会”の
ようなものを私設しようという動きもあるとか」(梨園関係者)

現在、猿之助は、凄惨な事件の現場となった目黒の自宅へと戻り、伯母や
弟子たちからの保護を受けながら、“籠城生活”を送っているという

「1月28日には都内ホテルにて、猿翁さんと段四郎さんの兄弟合同のお別れ会が
予定されているが、そもそ参列できる状態ではない。

両親の墓参りもまだできていないようだ」(演芸ライター)

公判では「罪は歌舞伎で償いたい」と語り、表舞台への復帰を望んでいることが
明かされた猿之助だが、梨園と世間はこの先、どのような審判を下すのか。

猿之助にとって最凶の年となった2023年は間もなく終わる。

猿之助現在の様子

【スクープ撮】市川猿之助が退院し、「事件現場」の自宅で生活
短パンにサンダル履きで自転車こいで外出

今年5月、歌舞伎役者だった父・市川段四郎さん(享年76)と母親(享年75)への
自殺幇助の罪で逮捕、起訴された市川猿之助被告(47才)が、入院していた都内の
大学病院を退院していることがわかった。

猿之助が外出する姿を8月31日発売の『女性セブン』がキャッチしている。

7月末、勾留先の警視庁原宿署から保釈され、東京都心にある有名大学病院に入院した猿之助。

「保釈時、報道陣に向けて5秒間深く頭を下げました。髪の毛は伸びており、ガラリと
変わった印象に驚かされた人も多くいました。

そのままワンボックスカーに乗り込み、病院に向かいました」(全国紙社会部記者)

その猿之助がお盆明けに退院していた。

そして戻ったのは「事件現場」となった自宅だった。

「リビングはまさに両親が最期を迎えた場所。いまも猿之助さんの
脳裏にそのときの様子が焼き付いているでしょう。

再び猿之助さんが過ちを犯さないかと、
“衆人環視のある施設やホテル暮らしをした方がいいのではないか”

と心配する人もいたんですが、結局、本人の希望もあり自宅に戻ることになりました」

保釈され、退院した現在でも「医療的ケア」は続いており、入院していた大学病院に通っている。

誰と会ってもいいし、仕事をするのも許される。ある夜には、猿之助は自転車で外出した。

「帽子をかぶり、サングラスとマスクで顔は隠していましたが、猿之助さんだと一目でわかりました。

自宅に戻ってきているとは知らなかったので驚きましたけど、短パンにサンダル履きというラフな
格好でしたし、自転車も軽快にこいでいて、“潜伏生活”を送っているわけではなさそうでした」

『女性セブン』では、歌舞伎界で進められている猿之助の復帰計画、
現在、猿之助に寄り添う直系の弟子Aさんの存在、市川中車(香川照之、57才)の
復帰プロセスと猿之助復帰との関係などについて詳報している。

裁判官は「刑事責任は軽視できない」としながらも、「関係者が更生を支援」として執行猶予となった。

多くの弁護士が執行猶予4年、うまくすれば3年とみていたので、予想より長かったのかもしれないが、
猿之助がその日のうちにコメントを発表したところを見ると、本人、関係者ともに、
この判決を予想して事前に準備していたわけだ。

猿之助は「生かされた自分に、これから何ができるか考えていきます」としたが、
法廷では「歌舞伎で償いたい」としていたので復帰は既定路線ということだ。

一般人は執行猶予中でも大半の人は働かなければ食っていけないが、これまで芸能では執行猶予が明けた
後の復帰が“暗黙の了解”になっている。なぜなら、多くの人目に触れるために影響が大きいからだ。

ここでの注目点は、所属事務所が契約終了を発表した一方で、松竹が今後は白紙としながらも
「進むべき道を共に模索する」と支援を表明したことだ。

ドラマ、映画、CMなどの仕事は所属事務所が担当していたが、歌舞伎は松竹が主体だから、
本命の仕事である歌舞伎は続けられる。

「両親を道連れにすることを決めたときの心境を『地獄の窯がパカッと開いた』という
供述調書が読み上げられましたが、根っからの歌舞伎俳優だと思いましたね」(演劇ライター)

両親への自殺幇助罪で起訴された市川猿之助被告(47)の初公判が先ごろ、東京地裁で開かれ、
検察側は懲役3年を求刑し即日結審した。

法廷で職業を問われた際、猿之助は「歌舞伎俳優です」と即答。

ミュージシャンや俳優が法廷で「元ミュージシャン」「元俳優」あるいは「無職」と
答えることが多い中、猿之助は迷いなく職業を伝えた。

「〝さいは投げられた〟という感じです」と前出・演劇ライター。

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