大谷翔平、3度目のMVP満票受賞!史上初の快挙達成
大谷翔平選手の3度目のMVP受賞について詳しく解説します
2024年のメジャーリーグにおいて、大谷翔平選手が3度目の最優秀選手(MVP)に輝き、しかも満票での受賞という快挙を達成しました。
この歴史的な受賞について、詳しく解説していきます。
満票受賞の意義
圧倒的な活躍:
満票での受賞は、その選手がそのシーズン、リーグで最も傑出した活躍を見せたことを示す、
最も強力な証拠です。大谷選手は、打者としても投手としても、他の選手を大きく引き離す
ような成績を残し、投票者の心を完全に捉えたと言えるでしょう。
歴史的な記録:
満票でのMVP受賞は、非常に稀なケースです。大谷選手は、この記録を複数回達成することで、
メジャーリーグの歴史に名を残すことになりました。
異次元の活躍:
大谷選手の二刀流というユニークなスタイルは、野球界に大きな衝撃を与えました。
打者としても投手としても、最高レベルのパフォーマンスを発揮し続ける大谷選手は、
まさに異次元の存在と言えるでしょう。
2024年の大谷選手の活躍
打者として:
本塁打、打点、盗塁など、主要な打撃指標でリーグトップクラスの成績を残しました。
特に、50本塁打50盗塁という前人未到の記録を達成し、その年の話題を独占しました。
大谷翔平、文句なし“満票”で3度目MVP!DH専任での受賞&両リーグまたいで2年連続は史上初、中継で真美子夫人も祝福
ドジャースの大谷翔平(30)が2年連続自身3度目となるリーグMVPに輝いた。
指名打者(DH)専任の選手が獲得するのはメジャー史上初。両リーグでの受賞は
フランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来史上2人目、
リーグをまたいでの2年連続受賞は史上初の快挙となった。
3度目のMVP受賞はメジャー11人目。かつての同僚であるM.トラウト(14・16・19年)以来で、
最多7度のバリー・ボンズに次いで歴代2位タイに。
MVPは全米野球記者協会(BBWAA)所属の会員30人が投票し、大谷は初受賞の21年と23年同様、
全員が1位票を投じる“満票”での栄冠に輝いた。複数回の“満票MVP”はメジャー史上大谷
1人のみで、自身の記録をさらに更新。
ナ・リーグは最終候補者として、大谷とK.マーテイ(31、ダイヤモンドバックス)、
F.リンドーア(30、メッツ)が残ったが、この日(現地21日)MLBネットワークの
番組内で結果が発表され、発表時はドジャースのC.カーショウが登場し
「マイチームメイト、ショウヘイ・オオタニ」と発表した。
さらに中継では大谷が真美子夫人、愛犬デコピンとともに登場し、
3度目の受賞の喜びを分かち合った。
過去2度の受賞は、投手と指名打者の“二刀流”での栄冠だったが、今シーズンは
ドジャースに移籍し、手術を受けた右肘のリハビリのため指名打者に専念。
ドジャース選手のMVPは19年のコディー・ベリンジャー以来11人目となった。
ア・リーグMVPはヤンキースのアーロン・ジャッジ(32)が2年ぶり2度目の獲得で、初の満票での受賞を果たした。
◆2年連続主要“5冠” 史上初“50-50”&世界一達成と歴史的シーズン
今季、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷は打者に専念したシーズンを送り、
メジャー7年目で自己最多となる159試合に出場。
本塁打、さらには盗塁数も順調に重ね、メジャー6人目の“40本塁打-40盗塁”を
史上最速の出場126試合目でマーク。
さらにメジャー初となる43-43を達成すると、“50-50”の大台に到達し、最終的には
「54本塁打ー59盗塁」を記録し、歴史に名を刻んだ。
キャリアハイの54本塁打、130打点はリーグトップで自身初の“2冠”を達成。
両リーグでの本塁打王は史上4人目で、打点王は日本人初。197安打、
打率.310もメジャー自己最高をマークした。
また、7年目で初のプレーオフも経験。
ワールドシリーズではヤンキースと43年ぶりの“東西名門対決”を制し、
ドジャースが4年ぶり8度目の世界一に輝いた。
シリーズ第2戦(10月27日)での盗塁で左肩を負傷したが、11月上旬に
関節唇の損傷を修復する手術を受け成功。
来季の“二刀流”復活に向け、オフはリハビリを続けていく。
歴史的シーズンを送った大谷は、打撃のベストナインにあたる「シルバースラッガー賞」を
はじめ「ハンク・アーロン賞」「エドガー・マルティネス賞」「オールMLB」など各賞を総なめ。
最後はMVPで締めくくり、2年連続の主要タイトル“5冠”に輝いた。
メジャーリーグ満票のMVP受賞者!
メジャーリーグで満票のMVPを受賞した選手は、近年では以下の選手がいます。
ケン・グリフィー・ジュニア (1997年)
バリー・ボンズ (2002年)
アルバート・プホルス (2009年)
マイク・トラウト (2014年)
ブライス・ハーパー (2015年)
大谷翔平 (2021年、2023年)
ロナルド・アクーニャ・ジュニア (2023年)
これらの選手は、その年のリーグで最も傑出した活躍を見せた選手として、
全投票者が1位票を投じ、満場一致でMVPに選出されました。
特徴的な点
大谷翔平選手の二刀流: 2021年と2023年に満票でMVPを受賞した大谷選手は、
投手と打者の両方で卓越した成績を残し、「二刀流」として歴史に残る活躍を見せました。
サイ・ヤング賞との同時受賞: 上記の選手の中で、大谷選手を除くほとんどの選手が、
MVPと同時にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)も受賞しています。
これは、その年のリーグで最も優れた選手であり、
同時に最も優れた投手でもあったことを示しています。
満票のMVP受賞は、非常に稀なケース
満票でのMVP受賞は、選手がその年のリーグで圧倒的な活躍を見せた証であり、
非常に稀なケースです。
上記以外にも、過去のメジャーリーグの歴史を遡れば、満票でMVPを受賞した選手は
いるかもしれませんが、近年では上記の選手たちが代表的な例と言えるでしょう。
ヤンキースのジーターは満票ではなかった。
ヤンキースのデレク・ジーター選手は、アメリカ野球殿堂入りこそされましたが、
満票での選出ではありませんでした。
ジーター選手は、2020年に殿堂入り資格1年目にして、非常に高い得票率99.75%を獲得し、
歴史に残る素晴らしい記録となりました。
しかし、わずかに1票足りず、満票での殿堂入りとはなりませんでした。
なぜ満票ではなかったのか?
その理由は明確にはされていませんが、投票者の中には、わずかながらも
ジーター選手以外の選手に投票した方がいたということになります。
投票者それぞれの評価基準や、他の候補者との比較など、様々な要因が考えられます。
それでも歴史的な記録
満票ではなかったとはいえ、99.75%という得票率は、殿堂入りの歴史の中でも非常に
高い数字であり、ジーター選手の偉大さがどれほど評価されているかが分かります。
他の満票選手
近年では、マリアノ・リベラ選手が満票で殿堂入りを果たしています。
リベラ選手は、ヤンキースのクローザーとして長く活躍し、
その実績と人格から、異論のない選出となりました。
まとめ
ジーター選手は、殿堂入りこそしましたが、満票ではありませんでした。
99.75%という高い得票率は、歴史的な記録です。
満票で殿堂入りしたのは、リベラ選手など、ごくわずかの選手です。