トランプ大統領の交渉術と国際関係への影響|ウクライナ・カナダ問題を分析
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トランプ大統領の交渉スタイルと最近の国際関係への影響
トランプ大統領の交渉術は「イエス」か「はい」しか選択肢がなく、
「ノー」と言えば掛け金が上がり屈服するしかない状況を作り出す
特徴があります。
交渉力は資金力に依存し、回避するには別の取引を
提案するしかありません。
この交渉スタイルが最近の国際関係で顕著に表れた例:
ウクライナ問題:
ゼレンスキー大統領はトランプに屈服し、
米国提案の停戦合意と資源取引に応じた
カナダのオンタリオ問題:
オンタリオ州首相が米国向け電気料金に25%の追加料金を課し、
送電停止も示唆し、トランプ大統領はカナダへの鉄鋼・アルミ関税を
50%に引き上げて反撃、オンタリオ側は追加料金の撤回を余儀なくされました。
オンタリオからNYへの電力供給はNY市場の4.4%程度で、完全に停止すれば
ブラックアウトのリスクはあるが、繁忙期でなければ対応可能だという事です。
今後米国はカナダからの電力購入を減らす方向に進むと予想されています。
トランプ政権はエネルギーの国内自給を重視しており、
外国からのエネルギー購入に反対の立場だからです。
また、ミシガン州などでは石炭火力発電所の廃止といった
グリーン化政策が電力不足と電気料金高騰の原因となっています。
さて、日本でも関税の問題、安全保障の問題、等山積です。
日本政府の対応に期待したいところです。